これまでに下記のポイント3つをお伝えしました。そろそろ、本題のテクニックを教えて欲しいですよね。でも、自分で勉強しましょう!本を読めば、構図やテクニックについて、分かりやすくまとめてあります。
2. キャンプ写真は『コト写真』
3. カメラの使い方を覚える
そういう技術面のことは本に任せて、今回は、キャンプ写真で人物やわんこを撮る時、私が気を付けていることをご紹介します。
人物と動物がアクセント
私の写真の特徴は、人物や犬をアクセントに使うこと。それにより、写真に動きが生まれ、また見る人の想像力をかき立てる要素にもなるからです。でも、人物を撮り慣れていない人は、難しく感じますよね。友人やお子さんならまだしも、ご主人や奥様を撮るなんて無理!と思われるでしょう。
「さぁ、撮るよ!」という気持ちが強過ぎて、お互いに緊張してしまうんですよね。(そんな私は撮られるのが大嫌いですが。)
「ハイチーズ」はNG
おすすめの撮り方があります!いつ撮り始めて、いつ撮り終わったのか分からないように撮影してみてください。そして、これが重要なポイント。「ハイチーズ」はNG。たまの記念写真はいいけど、全てが「ハイチーズ」ではつまらない。
この写真は、ベンチで休憩していた時に、ミューともう1人さんが会話?をしていたので、少し遠めの距離から、望遠でパパラッチ。ココモは虫を目で追いかけています。自然な雰囲気に撮れていて、お気に入りの1枚です。
写真の続き。(これは初めてアップする写真!)本当はもっと広い範囲を撮っていて、顔も入っていますが、トリミングしています。ココモの目がまんまる!
被写体の動きを止めずに撮ること
虫をパクっとした瞬間。食べてはいないけど。ずっとシャッターを切っていると、面白い瞬間が撮れますね。
もし「ハイチーズ」をする必要があるのなら、「チーズ」が終わった後も、しばらくシャッターを切っておくと面白いですよ。チーズの時より、みんな絶対にいい顔していますから!
カメラの操作を素早くできるようにする
私がよく撮る写真。後ろ姿。もう1人さんはいつも私を気にせず、どんどん歩いて行きます。私は時々写真を撮っているので、遅れがち。常に小走りさせられています。前を歩く1人さんが、ココモを肩に担ぎ始めました。ここで待って!と動きを止めると不自然な写真になるので、私も歩きながら撮りました。ポイントは、被写体の動きを止めずに撮影すること。
カヤックの上でゴロンとし始めたので、面白いシーンだと思って撮りました。私がポージングの指示を出した訳ではありません。下手にポーズをお願いすると、嘘っぽくなります。
広い景色に人物をぽつんと入れる撮り方も好きです。これも、あそこに立って!という指示は出していません。ナチュラルに、腰に手をあて遠くを眺めています。
これも、遠くを眺めています。モデル気取りか!って思うけど、ナチュラルな人は、こういうことをナチュラルにできるのです。
ココモがハウスから顔を出した時。面白い顔だったので、すぐに写真を撮りました。一瞬で撮影の設定ができるようにするために、カメラの操作は頭に入れておくこと。もたもたしていると、シャッターチャンスを逃します。
Vol.3の「カメラの使い方を覚える」と同じ意味ですね。
撮影時は両目を開けたまま、会話を続ける
最後のポイント。正面から大きなカメラを向けると、人は身構えます。ですから、人を撮る時は、ファインダー内に集中せず、両目は開けたまま。相手と普通に会話を続け、シャッターを切り続けます。シーンとした空気は作らない。お互いにリラックスすること。
まとめ
人物を撮る時のコツは以下の4点です。
・被写体の動きを止めずに撮ること
・カメラの操作を素早くできるようにする
・撮影時は両目を開けたまま、会話を続ける
キャンプの人物写真は、ナチュラルにいきましょう!
1.写真は人に見せるもの
2.キャンプ写真は『コト写真』
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