3月5日(火)のこと。夜中からココモの様子がおかしかったんです。足腰に力が感じられず、ヨタヨタしていました。朝ごはんの時間になれば、部屋を駆け回り、大騒ぎをして催促。食欲はしっかりとありました。でも、これって、なんか変!いつもと違う!
緊急入院、治療開始!
数日後には、誕生月の健康診断の予約を入れているけど、先生に早く診て欲しくて、その日の内に、ココモを病院へ連れて行きました。そのまま預けて、詳しく検査をして頂けることに。
1時間後、病院から電話があり、「入院させて、治療を開始します。」とのこと。血液中の肝臓に関係した数値が異常値を示していたのです。原因も病名も分かりませんが、「肝性脳症」という症状が出ていることには、間違いないなさそうです。
しかも、先生からは、この2日間を乗り切りたいみたいなニュアンスでお話がありました。あまりに急で、心が追い付きません。私にできることは何もなく、ひたすら回復を祈るのみ。危ない状況下でも、朝ごはんをしっかりと完食したココモの食い意地に賭けました。
ココモの具体的な症状
犬の肝性脳症とは、肝臓の機能が正常に働かず、脳へ障害を与え、神経等へ障害を与えます。具体的な症状は、食欲不振、嘔吐、性格の変化、体の震え、旋回、うまく歩けない・立てない、けいれん、意識障害、ぐったりするなど。
ココモの症状は、うまく歩けない、うまく立てない、ぐったりする、脚の震え、ボーっとする、大きく時計回りをするなど。ただし、朝ごはんの時は、ジャンプするし、吠えるし、食べている時は意識がしっかり。
それにしても、肝性脳症って、高齢犬によくありそうな症状だと思いません?ココモは急にこうなったから異変に気付いたものの、徐々に症状が出ていたら、犬にもある認知症だと勘違いしていたと思います。
点滴と投薬のおかげで、11日(月)に退院
危ないと言われた2日間を乗り切り、徐々に血液の異常な値が下がっていきました。最初の4日間は点滴をしましたが、ココモが動き回るので外すことになり、9日(土)からは投薬のみ。11日(月)には、だいぶ落ち着き、退院することができました。
今後の治療はどうする?
今後の治療のこと、私の考え。この症状の原因となる病名を判明させ、それに合った治療を始めたい。年齢が年齢だけに、難しい手術は無理だとは思いますが、原因不明のまま、大まかな見当を付けて治療をするのではなく、最善・最適な治療をしてあげたい。
そのためには、全身麻酔をして精密検査ができる設備の整った大きな病院へ行く必要があるとのこと。しかも、高額な検査費用がかかるんだとか。
私に迷いはありません!高額だとしても、検査を受けさせたい。じゃなきゃ「あの時、精密検査をしておけば良かった」って後悔する。できる限りのことをして、QOL(Quality of Life、生活の質)を維持してあげたいと強く思います。先生を通して、大病院での検査の予約を入れてもらいました。
つづく。
コメントをどうぞ!
コモモちゃん、大変だったのですね。
幸子さんの、なんかおかしい!いつもと違う!という観察力と、素早い判断があったからこそ。
早く治療薬入れて、良くなって本当に良かったです。
本当に徐々に症状だったら認知症にとても似ていますね。
これから詳しい検査のようですが、原因わかるといいですね。
お大事にしてください。コモモちゃん、がんばってー。
大変でした!元気なココモが突然ふらふらでした。
シニアになると、何でも認知症じゃない?って感じで見てしまうので、注意しないといけないなと思いました。
ココモちゃん大変でしたね。
サチコさんの観察力と日々のケアのおかげで直ぐにきずけたんだと思います。
中には全身麻酔は嫌だとか言う人がいるけど私も確定診断して適切な治療をしたいので高額なっても確定診断します。
この子達を守れるのは私達だけですものね。
うちのマロンも肝臓の数値が悪くなって入院して数値を下げた事があります。
途中で点滴の管を噛み切って点滴が中止になりました。
その頃には数値も下がっていたんですけど…
毎日不安で仕方なかったです。
サチコさんも数値が下がるまで不安だったでしょう。
相談したくなったり愚痴でもいいです。
知識もサチコさんには全く及びませんが話したくなったらメールして下さいね。
まずは確定診断して今後の治療方針が早く決まるといいですね。
ココモちゃん
びっくりしました。久しぶりに幸子さんファミリーはお出かけしてるかな?って訪問したら・・
何日も入院してたんですね。寂しかったでしょうね。心配でしたね。
無事退院できたしこれから更にしっかり調べて頂いて、早く元気になってくれることを祈ってます。
葉月ママさん、せっかくブログに遊びにきてくださったのに、びっくりしましたよね!今は、見た目は元気になっています。これから定期的に病院へ通うことになっています。
ご心配をありがとうございます!マロンちゃんも、肝臓の病気で入院したことがあるのですね。病院には、ちょうど14歳のジャックラッセルがいて、ココモと14歳の子の2人だけが、ゲージの中でウロウロ動き回っていましたよ。あんまり動くから、点滴もすぐに止まっちゃって、看護師さんに迷惑かけました。