青森をもっと知る夏のロングキャンプ Vol.16 （最終日は乳頭温泉で締めくくる）

10日目。
キャンプ最後の朝。

十和田湖で濡れてしまったタープを乾かしています。


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ちゃちゃっと撤収して、朝風呂へ。
ここまで来たら、久しぶりに入っておきたい乳頭温泉。

先に断っておきます。
乳頭温泉は、全然秘湯ではありません！
イメージ戦略がとても上手な温泉地なんです。
いかにも「乳頭っぽい」のは、鶴の湯と黒湯温泉。
雰囲気重視の方は、この2つの宿がおすすめです。
モダンなインテリアと美味しい食事が女性受けする妙乃湯も人気です。

みんなが求めるものは「乳頭っぽさ」。
雰囲気と白濁したお湯。

それを考慮して、私たちが選んだ温泉は蟹場。

ここは茅葺屋根ではなく普通の建物。
お湯は白濁していません。
「乳頭っぽさ」が少し欠けるので、空いているかなと思って。
9時半ごろに到着。誰もいません！ やったぁ。
これで、のんびりお湯が楽しめる。

女湯の露天です。
これくらいの薄濁りだと、
「乳頭っぽさ」は感じませんよね。
湯船も狭いしね。

いいお湯なんですよ！
緑に囲まれ、気持ちがいい。

女湯の内湯は透明！ 源泉が違います。
露天より、こっちの方が断然おすすめ。
板張りの床、外からの緑の光、落ち着いた雰囲気。
中華スープの卵みたいにゆらゆらしている大きな湯の華。
全てが最高でした。

気温は高くなかったのですが、
日差しが暑く、車の中でお留守番させられないので、
交代でお風呂に入りました。

もう1人さんは、混浴も楽しんだみたいです。
他にお客さんが誰もいないので、写真を撮ってきてくれました。
バスタオル巻NGなので、女性にはとてもハードルの高い混浴です。
お湯は透明だし、絶対に無理だ。

乳頭温泉は、色んな泉質が楽しめる温泉地なんです。
だから、白濁のお湯にこだわらず、色々楽しんでみてね。

ちょっと移動して黒湯へ。
はしご湯ではなく、あるものが買いたくて。

8年ぶり。
平日なのに、相変わらず混んでいました！

水飲み場。
あんなに綺麗だったのに、
木が変色して、いい感じに年季が入っていた。

黒湯名物の「黒たまご」。
卵から、温泉のきつい匂いがします。
結構、美味しい。
目的は、卵じゃなくて手ぬぐい！
（後日、記事をアップする予定です。）

蟹場に入れたし、手ぬぐいも買えた。
思い残すことはない。東京に帰ろう。
途中、新幹線「こまち」と並走！

雫石でそば（しんざん）を食べました。
評判が良いみたいですが、私好みではなかった。
そばつゆが甘め。甘いのが苦手。
甘いのが好きなら、
外の席なら、わんこと一緒に食べられるので、
使えるお店だと思います。

土日は激混みの松ぼっくり。
平日もそこそこ人がいますが、並ばず買えます。
私はトマトとチーズ、もう1人さんはラズベリーと枝豆。

マイルドな味に仕上げてあるので、
トマトも枝豆も、食べやすいです。
私としては、もっと癖を強くしたら面白いと思うけど。

上越で食べた枝豆のジェラートが美味しかったな。
こちらの方が枝豆の味が濃い。

前回の松ぼっくりの時の記事。

7時ごろ、宮城県を通過。
せっかくなので、秋保温泉へ立ち寄りします。
秋保は、源泉掛け流しをしているところが少ないのですが、
その中で、共同浴場は、掛け流しなんです。
シンプルな設備で、カランあり、シャワーなし。
湯船は4人サイズ。熱めで、さっぱりしたお湯。
湯使いにこだわる人におすすめです。
公衆浴場っぽい雰囲気もいい感じでした。

あと、共同浴場のすぐ近くにスーパーの「主婦の店 さいち」があるので、
ここも、おすすめ立ち寄りスポット。
ニュース番組でこのスーパーを知り、
秋保温泉へ行ったら、絶対に寄ろうと思っていました。
こんな小さなスーパーが年商6億なんて信じられない。
閉店間際だったから、「おはぎ」は残っていなくて、
「黒ゴマおはぎ」を買いました！
それでも、すっごく美味しかったです。

これにて9泊10日のキャンプレポ終了です。

何度も行っている北東北なので、リピート訪問が多かったです。

でも、新しい場所や新しい体験もでき、大満足のキャンプでした。


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