冬キャンプの3大必需品といえば、4シーズン用テント、暖房器具、冬用シュラフ。今回は、我が家が冬の就寝スタイルをご紹介しますので、これから、冬用シュラフを購入される方は、ぜひ参考にしてくださいね。
テントと違って、他人が使っているシュラフは、「見せてください」と言わない限り、何を使っているのか、よく分かりません。というか、テントみたいにキャンプ場で気軽に「見せて!」なんて言えませんよね。だからこそ、気になるんです!
シュラフはどこの?何を着て寝ているの?テントの中はどうなっているの?聞きたいこと、気になることがいっぱい。
では、特別にあれこれお見せします!
我が家が冬に使うシュラフ
モンベルの「U.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#0」です。今の「ダウンハガー800」の旧モデルだと思います。
オートキャンプに#0なんてオーバースペック!と思われそうですが、そんなことありません。北軽井沢の真冬は-15~20℃ぐらいに冷え込みます。電源も薪ストーブも使わない我が家にとって#0は安心。
シュラフは色んなメーカーから出ていて迷うと思います。ダウンは、扱いが大変なんていわれていますが、この後紹介するシュラフカバーを使えば結露は気にならないし、洗濯だって、気軽に自宅でできるんです。重さも、大きさ(収納時)も、ダウンは軽くてコンパクト。荷物が増えやすい冬は、ダウンが絶対おすすめ!
対応温度は、コンフォート、リミット、エクストリームで表示されています。「コンフォートやリミットを参考に選ぶ」と書いてあるけど、リミットを参考にしてはダメ!それで選ぶと絶対に寒くて眠れません。あくまでも、目安はコンフォート温度です。
モンベルのシュラフのいいところは、右ジッパーと左ジッパーを選べるモデルがあること。左利きの人は、左ジッパーがいいみたい。もう1人さんは、左利きだから、夏用も冬用シュラフも、左ジッパーを使っています。
冬用シュラフに絶対に必要なもの
結露対策用のシュラフカバーです。モンベルの「ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー」を使っています。冬キャンプは、テントの中で煮炊きをするので、結露がすごいんです!
大切なダウンシュラフを守るために、シュラフカバーは絶対に必要です。(撥水タイプのシュラフには、不要かもしれないけど。)
保温力がアップするお助けアイテム2つ
ダウンシーツ
手持ちのシュラフの保温力をアップしてくれるのが、モンベルの「アルパインダウンハガーサーマルシーツ」です。
シュラフの中に入れて使います。
ココモが敷いているグリーンのシーツがそれ。起きた後だから、ココモがぐちゃぐちゃにしたと思われます。
Expedのダウンマット
冬はEXPEDの「ダウンマット UL 7 S」を使っています。これがあると背中がぽかぽか。
「ダウンマット UL 7 S」は、廃盤になりました。
あると便利なコット
毎回必ず持って行くものではありませんが、連泊する時はコットを持って行きます。地面から伝わる冷気対策のため。
使っているコットは、スノーピークの「コット ハイテンション」です。
これ、重くて、かさばります。でも、セッティングが簡単。寝心地は最高。メリットがデメリットを超える冬によく使います。夏はデメリットしかない。カヤックやSUP、ラジオフライヤーがあるとキャパオーバー。
寝る時の服装
寝る時の服装が非常に重要です。まさかパジャマなんて着てませんよね?上下ダウンがおすすめ。薄手のダウンジャケットは通年で使えるので、ぜひ1枚用意してください。
ダウンパンツもマスト。軽いし、収納袋に入れるとコンパクトになり、荷物の邪魔にはなりません。
私のお気に入りのアウトドアブランドは、マウンテンイクイップメント!ダウンジャケットは、全部で5着も持っています。近所用、夏用、寝る時用、キャンプ用、焚火用。焚火用は、傷みがひどくて、捨てようか悩んでいたもの。でも、捨てられなくて、自分で補修して、しつこく着ています。また、他のメーカーはSサイズからが一般的ですが、ここはXSからLまでの4サイズ展開なので、自分のサイズが絶対に見つかるんです。小柄さん、痩せ型さんは、ぜひチェックしてみて。
足が冷たい時は、テントシューズを履いたまま寝ます。締め付け感のある靴下は脱ぎましょう。
シュラフのお手入れ
シュラフはシーズンの終わりに洗濯をします。クリーニングに出さなくても大丈夫。家でジャブジャブ洗えます。
モンベルのHPには、手洗いで紹介されていますが、私は、洗濯機の「デリケート」コースで洗い、そのまま乾燥機にかけます。家に乾燥機がなければ、コインランドリーへ行く。自然乾燥は、おすすめしません。中のダウンが偏ります!
お手入れは方法は、こちらをご覧ください。
洗剤は、NIKWAXのダウンウォッシュダイレクトを愛用しています。ちょっと高いけど、クリーニングに出すより断然安い。
冬キャンプはお金がかかる!
冬キャンプは、お気づきのように、結構お金がかかるんです!もちろん、電源サイトを使えば、もう少しスペックを落としたアイテムで十分です。でも、我が家は電源サイトが苦手。予約の必要があるし、景観がイマイチなところが多い。冬なのに、お隣と接しながらキャンプをするなんて無理。のびのびとキャンプがしたいんです。
本題のお金がかかる件。予算オーバーになってしまったら、家の中を整理してください。使われていないアレとアレとアレを手放して、資金を集めましょう。
この前、7年前のコンデジをフリマアプリに出してみたら、結構高く売れたんですよ。
オークションやリサイクルショップもおすすめです。手間がかかるけど、眠らせておくより絶対にいい。
お買物の2つの心得
以前にも書きましたが、モノ選び、お買い物の仕方で、心がけると良いことが2つあります。
自分軸でモノを選ぶこと
流行っているから、みんなが持っているからで選ばない。他人軸で買っていると、ずっと満たされません。
値段で選ばないこと
「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら買うな」です。
「安い」は、その場では、お得で節約したつもりになりますが、決してそうではありません。「安い」をいくつか我慢して、本当に欲しいものを手に入れることが一番お得で、一番賢いお買物と言えます。
まとめ
我が家の冬の就寝スタイルをお見せしました!冬キャンプで一番お金をかけるべきところは、テントや暖房器具ではなく、シュラフなど、寝具関係なんです。テントと違って、人に見せる・見られるモノではないので、安く済ませたい!と思う気持ちが出てくるかもしれませんが、シュラフだけは、絶対にケチってはダメ。予算の中で一番いいものを選びましょう。
この冬、暖かいシュラフで、最高の眠りを手に入れてくださいね!
コメントをどうぞ!
ご無沙汰してます。
前回の秋キャンプで、シュラフが湿る経験しました!
カバーがあるなんて知らなかったです。
これは買わなくては。
こんにちは! お元気ですか?
そうなんです、カバーがあるんですよ!
しかも、保温力も少しアップするので、おすすめです。
モンベル以外でも売られているので、比較してみてくださいね。
あと、我が家は間違えて少し小さいカバーを買ってしまい、
無理やり#0のシュラフを入れています。
手持ちのシュラフに合うサイズのカバーを選んでくださいね。