認知症の症状が進んだココモを「かわいそう」と何人かの人から言われました。散歩中に挨拶した人だったり、近しい人だったり。私は疑問に思うんです。認知症の犬は「かわいそう」なのでしょうか?はたして老犬は「かわいそう」な存在なのでしょうか?今回の記事ではこの「かわいそう」発言に私が物申します!
人間も歳を取ったら「かわいそう」なの?
老犬を「かわいそう」という言う人はどんな心理なのでしょう。犬も人間も歳を取ります。人も高齢になったら「かわいそう」になるのでしょうか?犬だけが「かわいそう」なのでしょうか?もしかして「かわいそう」と言うことで、自分の中の優しさや哀れみを表現したつもりなのかもしれませんが、私には全く伝わりません。
「かわいそう」かどうかは本人が決めるもの
「かわいそう」かどうかは本人が決めるものだと思いませんか?もし、他人から「あなた、かわいそうね」と言われたら、どう思いますか?「はぁ?何で私の幸せをあなたが決めるの?」って思いますよね。
要介護でも以前とそこまで変わりのない生活
わんこだから、今の自分をどう思ってるか分かりませんが、ココモはごはんの時間を楽しみにしています。昼寝の時間はたっぷり。お散歩はゆっくりだけど、ほぼ毎日行ってます。たまの週末にお出かけをすることもあります。月2で病院通いしているものの、以前(今年の4月まで)とそこまで変わらない生活を送っています。
認知症で鈍感になるメリット
「かわいそう」発言は、認知症になることをネガティブにとらえているのかもしれません。しかし、耳が遠くなったことで、大嫌いだった花火の音が聞こえなり、ブルブルと怯える必要がなくなりました。ボーッとすることか増えたので、犬猿の仲になっていたミューと同室で過ごせるようになりました。色んな部分が鈍感になったことで、毎日が穏やかになっています。
老犬のお世話は大変なこともあるのは事実
そりゃ夜中に何時間もグルグルしちゃったり、うんちをしても避けずに踏み続けたりもしますよ。でも、そんなこと大したことじゃないんです。私が寝不足になるくらいの話。うんちはすぐに片付ければいいだけ。もっと症状が進んだとしても、それなりに対応できると私は自分のことを信じています。
少しでも快適な介護ができる仕組みを作ろう!
大変かと思っていた介護生活も、意外と楽しめています。ごはん、おしっこ、うんちの時間を記録しておくと、規則性があり、次のタイミングを知ることができます。子犬の頃とやってることは一緒です。
見守りカメラを設置してたことで、お留守番(短時間だけど)の心配が減りました。家の家電をスマートホーム化して、わんこがより過ごしやすい環境を整えています。そうやって少しでも快適に介護ができるような仕組みを作っています。だから、わざわざ「かわいそう」認定をされても困るんですよね。「かわいそう」と同情されるほど、介護が辛くないし、わんこも結構快適に過ごせてますから!
おわりに
あなたの周りで犬の介護している人がいたら、そっと見守ってあげてください。できることがあるとすれば、介護されるほど長生きしているわんこを褒めてください。ココモは14歳4か月、ミューは来月で15歳。「長生きだね!」と飼い主さんに声をかけてください。それがあなたの優しさを示せる方法だと思います。
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