2016年に買ったティファールのアイロン台(佐野のアウトレットにて購入)を持っています。アイロン台カバーが2年ほど前から破れて使いづらくなっていました。それから市販のものをネットで探す日々。小さかったり、大きかったり、生地がアルミコーティングのものだったりと、私の求める条件をクリアしたものが売っていないのです。
ということで、オーダーメイドで理想の生地でぴったりのアイロン台カバーを作ってもらった話をご紹介します。アイロン台カバーでなくても、何かオーダーメイドで作ってもらいたいものがある方は参考になるかもしれませんので、良かったら最後までお付き合いください。
オーダーメイドで作成してもらうことを決意
ココナラで検索
市販のアイロン台カバーでは帯に短し襷に長しということで、オーダーメイドで作ってもらうことを決意。まずはネット検索。スキルマーケットのココナラをチェック。悪くないけど、相談が面倒くさいなぁというのが正直なところ。アイロン台カバーを作ってもらったという実例もなかなか見つからなくて。きっと幼稚園バッグみたいなものだったら、いくらでもヒットするのでしょうが、アイロン台カバーというのはニッチ過ぎました。
大手の洋服お直し屋さんにて相談
次はチェーン店の洋服お直し屋さんにて相談してみました。持ち込み生地での作成が可能。料金は4,000円以上。実際に見積もりを作成しないと、なんとも言えないんだとか。ちょっと縫うだけなのに、4,000円以上は高い気がする。もう少し調べてみようと、ここでは相談だけで帰りました。
布の町、日暮里へ行ってみよう!
3つ目に思いついたのが、繊維の街、日暮里で調査すること。一応、事前にネットで調べてみたものの、個人商店が多く、HPを持っていないのです。分かるのは住所と電話番号だけ。実際に足を運んでみるしかありません。
生地屋トマトで相談する
平日にもかかわらず、商店街の中で一番賑わっていた生地屋のトマトさんのセレクト館に目星をつける。良さげな生地を扱っているため、裁縫の相談に乗ってくれるかもしれないという淡い期待を抱いて、いざ入店。若い店員さんを捕まえて、アイロン台カバーを作りたいので、この辺りでそういうことができるお店はあるか?と質問してみたら、あっさりと紹介してくれました。なんて出来た子なのでしょう!感謝!!
「縫製のこと何でもご相談下さい」のインクファクトリーさんにお願いする
紹介されたのはインクファクトリーさん。トマトさんのアーチ館の上にあります。エレベーターのない雑居ビルの3階。ドキドキしながらドアを開ける。お店の方にアイロン台カバーを作って欲しいと相談をしてみたところ「アイロン台を買った方が安いよ!」と言われる。え??1万円以上するの??ティファールのアイロン台は廃盤品だし。新しいものを買えってこと?と頭が混乱。
(1万円するのは嫌だけど)アイロン台は廃盤で売っていないので、どうしても作って欲しいとお願いしてみた。おじさんは理解してくれて、税込みで2,750円するよと言った。あっ、そうか、おじさんは私が使っているアイロン台は安いものだと思っていたのか。ということで、制作費2,750円は適正価格だと判断し、作成をお願いしました。
生地屋トマトに戻り、材料を買う
自分で生地と紐を調達することになったので、さきほどのトマトさんの本館へ行き、店員さんに相談してアイロン台に相応しい綿100%の丈夫な生地を購入。さらにお隣のノーション館で紐を。インクファクトリーさんに戻り、材料を渡して、前払いで2,750円を支払う。そして1週間後。無事、完成しました。
生地0.6m/132円、紐3m/165円 材料費:合計297円
こだわりの生地で作ったアイロン台カバーの完成!
トマトの本館で選んだ生地は綿100%。今まで使っていた生地(たぶん綿100%)が薄すぎて頼りなかったので、今回は気持ち厚めを選んでいます。
黄色っぽい生地はもともとのティファールのアイロン台カバー。穴が空いていたり、焼けたような変色もあったりと、テンションの下がる代物でした。
ワイシャツみたいな織りの生地。丈夫そうでしょ?
裏側には紐を通して、取り外しがしやすいように。
以下に今回かかった費用を載せておきます。ご参考にどうぞ。
材料費:297円
裁縫代:2,750円
合計:3,047円
おわりに
インクファクトリーさんは昭和な雰囲気のお店ですが、お仕事しっかり丁寧。「縫製のこと何でもご相談下さい」と謳っている通り、何か作って欲しいものがあれば、お店まで行って相談してみてください。ちなみに、今も1つお直しをお願いしています。来週、出来上がる予定。我が家の裁縫担当になってくれる、心強い味方になりそうです。これからも、ちょこちょこお願いしそうな気がします。
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