感じる写真 Vol.1

写真は一瞬の切り取り。
その瞬間を大切に。その気持ちを大切に。
写真を始めた13~14年ほど前から、このことをいつも頭に置いて撮っています。
だから、ブログのタイトルも、『幸せな瞬間』。
窓


って、いかにも写真やってます~みたいな書き方をしてみましたが、
デジタル一眼を買ったのは4年前なので、デジイチ歴はかなり浅いです。

そんなことはさておき・・・。
先日、料理教室の先生の紹介で、写真家の渡邉文彦さんに写真の撮り方を教えて頂きました。
写真の撮り方というより、『写真とは?』というお話をして頂きました。
私も、撮り方については、そんなに興味がないというか、絞りがどうとか、構図がどうとかは、
料理写真に限らず、基本的な部分であり、自分で勉強すればいいことなので・・・、
それより、渡邉さんの持つ写真論の方がすごく面白くて!!

特に、『空気感』について。私が今一番気にしていることだったんです。
写ってない部分から物語を『感じる写真』。
それを『空気感』というそうです。

空気って透明で写るものではないけど、空気を撮りたいと常々思っていました。
今までは言葉で上手く表現できなかったのですが、
お話を聞いて、まさにコレ!!、って思いました。
料理写真を超えた大きな世界を感じました。
もう、ただの料理写真じゃないんです、渡邉さんの写真って。

お話の後は、ご用意してくださったタルトや小物類で撮影をしました。
この時も、空気感を意識して撮るように心がけました。
まずは、1人でお茶を頂くという設定で。→勝手に、私だけ頭の中でイメージして。
タルト (1)

横位置で。高さのあるケーキは、目線を低くして撮る。
タルト (3)

バリエーションは多くと、むらいちさちさんのイベントで習ったばかり。縦位置で。
背景が綺麗なので、緑をいっぱい入れる。
タルト (2)

1人の時は、気取らず、煎茶碗で紅茶を頂くこともあるでしょう。
なんて、イメージして。
タルト (4)
(5DmarkIII EF50mm F1.4 USM )

コメントをどうぞ!

  1. なるほどなるほど!!
    空気感って大事ですね。
    その人の空気感も写し出せたら素敵だな~って、ちょっと思う時があります。
    写っているものだけではなく、写っていない部分からも物語を感じる・・・
    また一つ勉強になりました。

  2. その人の空気感っていうのは、ポートレートっぽいですね。
    私は、頭の中で描く空気を写真で表現できたらいいなって思います。

    料理をただ撮ってたら、レストランのメニューになってしまうし、
    旅行に行って、観光地をただ撮ってたら、ガイドブック的な写真になってしまいますものね。
    やっぱり、空気って大切なんだな~、って今回学びました。

  3. こんばんは~

    どの写真も,間がいいですね.背景の色も綺麗です.白いテーブルにケーキがいいなあ...
    同じレンズをフルサイズで使っちゃうと,もとに戻れないんじゃないかと要らぬ心配もあったりします.

    ちなみに僕は数日前にAPSCを買いました(爆).

  4. 空気を意識して撮ってみたので、それが“間”なのでしょうか。

    テーブルフォトなら、フルサイズもいいですよね。持ち運ぶ必要もないし。
    でも、やっぱり、私の基本はわんこ撮りなので、そこがネックなんです。すごい悩んでいます。
    今日、飛んでるカモメを撮りましたが、5DmarkIIIは連写が遅くてびっくりしました…。
    うちのわんこの速さには追いつけなさそう。となると、フルサイズを買っても、7Dと一緒に持ち歩かないとダメですよね…。
    買おうと思えば別に買えちゃいますが…どうしようって感じです。
    2009年10月に発売されてから、随分経ってるから、そろそろ7DmarkIIが出てきても良さそうなんだけど。
    わんこを撮ってる人の意見が聞きたいなって思うところです。

    動かないものしか撮らないと決めたら、もう絶対にフルサイズに買い換えをしているんですけどね…
    あぁ~悩んでます~、どうしよう~。
    今度、写真の先生(というか、プロの写真家さん)に相談してみます♪