【キャンプ写真の撮り方とコツ Vol.6】なんか上手く撮れない時

キャンプで写真を撮っている時、「なんか違う!」「なんか上手く撮れない!」と思うことはありませんか?カメラの操作も、写真の知識も勉強したはずなのに・・・なぜ?と感じていたら、ぜひ今回の記事を読んでください。撮影中の「なんか違う!」がなくなる方法をお伝えします。

 

写真にもゴールが必要!

写真を撮ろうと思った時、あなたの頭の中には完成した写真がイメージできていますか?例えば、手編みでセーターを作る時、完成後のセーターを想像して編み始めますよね。赤色の太めの毛糸を使い、着丈は腰ぐらい、身頃に網目模様を入れて、後ろ身頃はプレーンにしようって、編み図(編み物を製作するための手順図)も用意されることでしょう。

 

写真撮影も同じ。編み図となるものはありませんが、写真にもゴールが必要です。こういう写真にしたいなってイメージのことです。この角度から、この構図、この明るさや色味、このボケ具合にしよう!って明確にイメージできていますか?もしかして、ゴールがふわふわしてませんか?

 

ふわふわゴールじゃ、上手く行かないんです。適当に撮るから適当な写真になるのは明確です。

 

そうです!あなたには、ゴールをイメージする訓練が必要なのです。

 

いい写真をたくさん見よう!

ゴールをイメージするために必要なことは、いい写真を見るインプット作業です。好きなフォトグラファーはいますか?写真集(芸能人の写真集じゃないよ)を見ることはありますか?写真展に見に行ったりしますか?もしなかったら、ぜひプロの写真を見るようにしてください。

 

私は動物写真だと、平林さんが好きです。写真展へ行って、直接ご本人に質問をしてみたところ、色々教えてくれました。まきばの動物が好き過ぎるなって、写真から伝わるんですよ。どの写真も本当に癒されます。

たのしいまきば
パイインターナショナル
たのしいまきば

 

また、何気なく眺めていた旅行雑誌やファッション雑誌、ガイドブックの写真も、写真を撮るという目線で見るようにしてみましょう。新しい発見や気づきがあるかもしれません。私は雑誌のHanakoの柔らかい空気感のある写真が好みです。婦人画報や男の隠れ家なども、素敵な写真がいっぱいで参考にしています。

 

インスタグラム

もちろん、有名なキャンプ系インスタグラマーの写真でも構いません。日本人だけでなく、海外のインスタグラマーの写真も面白いと思います。

 

そして、たくさんの写真を見ることで、「こういう写真が撮れるようになりたいな。」「この色合いが好き!」と感じて欲しいのです。そうすれば、いざ自分がキャンプで写真を撮ろうと思った時、ゴールが描きやすくなります。

 

まとめ

撮影中の「なんか違う!」はインプット不足が原因かもしれません。素敵な写真をたくさん見て、自分の中の「好き!」を増やしてみてください。

 

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コメントをどうぞ!

  1. そういうことだったんですね…
    確かにカメラ操作はわかっているのに「なんか違う!」写真ばかりで煮え詰まってました。もっとカメラレッスンを受けるべき?と悩んでました。
    これからは、写真を撮るという目線でたくさんの写真を見たいと思います。
    ちなみに、幸子さんは中井先生のレッスンを受けたのはやはり中井先生の写真が好きだからですか?

    • 自分の「好き!」のストックがたくさんあると、写真を撮る時に真似しやすいんです。洋服と一緒です。ファッション雑誌を見て、真似したり、参考にしてコーディネートするように、写真も撮ります。

      私も鉄道が好きですが、私は電車に興味があるのではなく、駅舎とか線路とか、電車のある景色が好きなんです。中井先生の写真は、一般的な鉄道写真とは違い、鉄道の周りの景色や人物が多く写っていたので、そこに惹かれました。写真から鉄道愛がたくさん伝わってくるんですよね!まぁ、私は鉄道をほとんど撮りませんけど。