先日、楽天マガジンでムック本『メルカリまるわかりBOOK』を読みました。値下げ交渉の金額設定について具体的なことが書いてあり、面白かったので、私の経験と考えを交えて、成功する値下げ交渉についてまとめてみます。
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常識の範囲内とは?
メルカリでは、値下げ交渉をするなら、常識の範囲内でお願いしましょうと言われています。でも、常識の範囲内という表現はすごく曖昧。「常識」とは、社会で広く「当たり前」や「普通」と思われていること。その「当たり前」や「普通」は人によって微妙に差があります。
では、その常識の範囲内とはどれくらいのことなのでしょうか?『メルカリまるわかりBOOK』では、3,000円の商品では値下げ額は100円程度が主流と書かれていました。つまり3%の値下げは常識の範囲内で、交渉しても問題ないということになりますね。
値下げ額は思い切って大げさに?
大きめに駆け引きをする
その3%の記事から2ページめくると、急にスタンスが変わり、値下げは少し大きめに交渉しましょう!と提案するんです、このムック本。値下げ希望額は100円だけど、100円の値下げ交渉では、出品者から50円の逆値下げ交渉をされてしまう可能性あり。だから、大きめに500円の値下げ交渉をしてみましょうとのこと。
いくらの商品に対しての500円なのかは不明ですが、もし3,000円の商品と仮定したら、500円は16%の値下げ。手数料(10%)は250円。そこから、送料(ゆうパック60サイズ700円と仮定)を引くと利益は・・・手間は変わらないのに、利益だけが減る現実、出品者としては悲しくなりますね。
相場と比較して値下げ希望額を考える
私は過去の出品欄を確認して、適正な価格を付けています。ですから、提示価格で購入して欲しいというのが本音です。上述の16%の値下げは出品の手間と利益のバランスを考えると割りに合いません。もし大幅な値下げ交渉したいのなら、相場と比較してからにして欲しいですね。
成功しやすい値下げ交渉とは?
値下げ交渉を断ることが多い私ですが、それでも交渉に応じることがあります。コメントをもらった際、値下げしようかな?と心が揺れるポイントは3つ。
挨拶から始まる丁寧な文章
基本中の基本、挨拶から始まること。2~3行のコメントでも、やはり文章から人柄が分かります。丁寧な文章の方は値下げしようかなと心が動きます。
はじめから希望額を提示する
「〇〇円にして頂けますか?」と希望額を提示してくれると、こちらも応じやすいです。逆に「値下げできますか?」というコメントは、やり取りが1つ増え、手間と時間が増えるのでやめて欲しいですね。
値下げ幅が控えめ
希望価格をはじめから提示しつつ、『メルカリまるわかりBOOK』に書かれている3%ぐらいの控えめな値下げ幅だと、私は値下げ交渉に応じることが多いです。おすすめは3~10%の範囲です。オファー機能のデフォルトが1割引きですから、そこに収まるようにするようにするのがベター。それ以上だと、先にも述べた通り、値下げ交渉に失敗する可能性が高くなります。
おわりに
『メルカリまるわかりBOOK』の値引き交渉のスタンスと私の考え方は違いますが、どちらも参考にして頂き、上手な値引き交渉をしてみてくださいね。
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