
ぶどう畑でピクニックランチのあと、山田牧場経由で志賀高原へ。いやぁ、ここはいつ来てもいいね。牛いなかったけど。私の大好きな牧場の1つ。ルルは足元に大量発生しているイナゴ?コオロギ?にびびり過ぎて、歩けなくなってた。抱っこしたんだけど、私がいっぱい殺しながら歩いて申し訳なかった。なんで、こんなに大量発生してるの?虫嫌いな人は卒倒するレベルだった。

今回選んだ宿は木戸池温泉ホテル。1979年に建てられた。そのまま使ってる。もちろん中はリフォームしているけど、ぼろいし、フロント周りがごちゃごちゃしてまるで民宿みたい。この入り口だけで、無理!って人もいると思う。若い人なんかは、潔癖が多いからね。

フロントの中、ぐちゃぐちゃよ。民宿だと思えばOKよ。

電話予約で犬は泊れる。連休だけど、2食付き13,000円、犬は1泊1500円。犬のアメニティー一切ありません。サークルとか、トイレシーツ、食器など、一切なし!これも、今の飼い主さん的には無理!って人、多そう。我が家はキャンプ慣れしているので、別にアメニティの有無とか、どーでもいい。

犬が泊まれるってだけで、感謝だよ。

ごはんは質素。量も少なめだと思う。お隣の席のデブな人、足りなさそうだった。お櫃のごはんをおかわりしてた。

小食な我が家はこれくらい少ないと助かる。というか、これでも多いから。

冷凍や業務用などを使ってると思う。お漬物が市販の味がした。山小屋以上だけど、13,000円2食で期待してはいけない。まずくはないから大丈夫。

しゅうまいとかも、たぶん業務用かな。わざわざ作るとは思えないから。でも、周りに食べるところが全くない志賀高原。朝ごはんが食べられるだけで、ありがたい。スタッフさん、丁寧に配膳してくれるしね。

犬が泊まれる部屋は4階の一番端っこ。池が見えない部屋。きっとこの部屋が一番安い部屋で、一般のお客さんが好まない部屋なのだと思う。でも、全然、問題ない。だって、犬が泊まれるだけでありがたいから。池が見たければ、外へ行けばいい。

何がすごいって、ここの温泉。24時間入り放題。湯量が豊富で、毎分360Lの源泉がドバドバ垂れ流し。掛け流しって品の良い言葉ではなく、垂れ流しよ。もう溢れすぎて、すごい新鮮。露天はありません。雪深い志賀高原で露天風呂を作ると、冬のメンテナンスが大変だからね。そういうところも理解しないといけないよ。

ルルと木戸池に泊まれるって最高でしょ。温泉入り放題だもん。

自由に楽しんでた。ルルは宿ではトイレを我慢するから、2~3時間おきに外へ連れ出さないといけなくて、それだけは大変。ただ、粗相の心配がないのが助かる。

細かいルールないし、狂犬病の予防接種の確認もされなかった。めっちゃアバウトで好き。

雨が降ってた時、支配人がルルのためにタオルをくれた。足ふきにどうぞって。犬はそこまで好きじゃなさそうだけど、親切で気さくな人だった。これからも木戸池温泉ホテルが続くことを強く願ってる。今、志賀高原のホテルがあちこち倒産してるから、本当にやばいの。近くの白馬や野沢温泉、野尻湖はインバウンドのブームが来てるけど、なぜか志賀高原は全然。支配人いわく、近くに飲食店がないからとのこと。インバウンドは素泊まりにして、食事を外で楽しむ習慣のため、白馬、野沢温泉などはインバウンドが好む環境とのこと。志賀高原の歴史や今後の課題などを教えてもらい、とても勉強になった。我が家的にはいい宿だったので、また泊りに行きたいと思ってる。
コメントをどうぞ!