土肥金山が有名だけど、あちらは犬はキャリーバッグに入れないといけない。なんか面倒くさいし、人多いし、いかにも観光スポットだから、今まで何度も前を取ってるけど、興味が持てなくて。今回もやっぱり土肥金山はスルーした。その代わり、すぐそばにある龕附天正鉱山(がんつき)を見学した。伊豆最古級の手掘り坑道跡。
龕附天正鉱山 | 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク
2012年に日本ジオパーク認定された、貴重な景観を持つ「南か...
やばい!これはめちゃくちゃ面白かった。杖を持って、看板を指しているのが案内人の山田さん。85歳。おじいが1時間弱、付きっ切りで鉱山のことを解説してくれる。おじいは休憩なしに、マシンガントークで話し続けます。
坑道入り口。入り口まで30分の解説。体が冷えた!駐車場から普通に歩いたら3分くらいの距離。おじいはマスクしてるし、活舌があまり良くないから、2割くらいしか言ってることが理解できない。けど、このマシンガントークが名物だから、誰も文句は言わない。私も全然苦じゃなかった。本当に噂通りのマシンガントークだぁ!って感動してた。
坑道跡は狭くて、高さも低い。昔の人はきっと小柄だったから、この高さで十分だったのかな?
左におじいがいる。杖が指示棒。みんなに解説してくれる。
坑道の長さは60m。おじいは足が悪いからゆっくり進む。背が低いから、おじいは問題なく歩けるのだけど、私たちは腰をかがめながら、坑道をゆっくり進むので、腰が痛い。腰が痛いのに、なぜか楽しかった。名物おじいのやること、話すこと、すべてが楽しいし、面白い。
龕が祭ってある。龕附天正鉱山の「龕」は山の神様。
鉱脈も走ってた。含有量が少ないから、掘るほどでもないらしい。ほんと、ここはめっちゃ楽しいから、ぜひ行ってみて欲しい。
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